TYO、第2四半期は経常益182%増-テレビCMの制作が伸びる

ティー・ワイーオー(TYO)<4358>が3月15日に発表した第2四半期(8月-1月期)の連結業績は、売上高が前年同期比15.8%減の114億3300万円だった。 テレビCM等の制作が伸びたものの、前年同期に子会社であった円谷プロダクションとデジタル・フロンティアが連結除外の影響を受けたため。 経常利益は、同182.3%増の4億8300万円と大幅に伸びた。広告需要が緩やかな回復基調にあったことから、利益率の高いテレビCMの企画・制作、ポストプロダクションに関連する受注が伸びた。また業務の効率化とコスト削減も奏功。 四半期純利益は、3億9600万円と前年同期の5億7600万円の赤字から黒字転換に成功した。経常利益が大幅に伸びたことや税負担が軽減したため。 2011年7月通期は、売上高230億円(前期比13.2%減)、経常利益6億3000万円(同7.8%増)、当期純利益3億5000万円(黒字転換)を見込む。