日本一ソフト、第1四半期は営業黒字に転換…パッケージやオンライン事業が寄与

日本一ソフトウェア<3851>がこの日(8月3日)に発表した第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高5億5300万円(前年同期比161.7%増)、営業利益900万円(前年同期5000万円の赤字)、経常利益100万円(同5100万円の赤字)、四半期純損益3000万円の赤字(前年同期4100万円の赤字)だった。 主力のパッケージ事業をはじめ、オンライン事業、ライセンス事業など全事業が前年同期を上回ったことが主な要因だった。     ■パッケージ事業は、売上高4億2500万円(同240%増)、セグメント利益400万円(前年同期3400万円の赤字)だった。『絶対ヒーロー改造計画 PSP the  Best』、『Disgaea3:Absence of Detention』、『Atelier Meruru:The Apprentice of Arland』を発売する一方、20周年記念タイトルの開発に注力した。 ■オンライン事業は、売上高7200万円(同89.5%増)、セグメント利益4000万円(同60%増)だった。Android OS搭載のスマートフォン端末に向けたゲームアプリの配信を行うとともに、過去に発売したタイトルのダウンロード版の配信等を行った。 ■ライセンス事業は、売上高2700万円(同42%増)、セグメント利益2000万円(同25.0%増)だった。「ビックリマン」に係るライセンス収益や共同開発タイトル『Webファントム・ブレイブ』を配信した。 ■受託事業は、売上高2700万円(変わらず)、セグメント利益400万円(同600万円の赤字)だった。『うたの☆プリンスさまっ♪Debut』の受託開発や、カードショップ「プリニークラブ」の運営等を進めた。   ■2013年3月期の見通し 2013年3月期の見通しは、売上高27億1200万円(前期比10.2%増)、営業利益5700万円(同82.1%減)、経常利益4500万円(同86.1%減)、当期純利益1800万円(同91.2%減)を見込む。