電子部品の加賀電子がアプリ配信事業に参入 12月20日付けの新聞記事(1)

 12月20日付けの日経産業新聞は、独立系電子部品商社の加賀電子<8154>が、iPhone向けのアプリケーション配信事業を始める、と報じている。

 報道によれば、参入第一弾は、NHK教育で放映中の子供向けアニメ「やさいのようせい/N.Y.SALAD」を題材にしたアプリで、絵本やゲーム、キャラクターの紹介などを収録した、とのこと。12月18日によりApp Storeで販売を開始しており、価格は2011年1月30日まで115円、31日以降は350円。今後は、iPad向けの配信の始める計画で、1アプリあたり2万本の販売を見込んでいるという。

 アプリは、加賀電子の完全子会社のデジタル・メディア・ラボや、メディアラグと開発。今回のアプリ配信事業への参入は、自社で企画・設計したサービスや製品を強化する一環で、コンテンツビジネス全体で5年後に20億円の売上高を目指す、としている。