フェイス<4295>は、本日(8月10日)、第1四半期(4-6月期)の連結決算を発表し、売上高16億6900万円(前年同期比94.0%減)、営業利益2億7800万円(同62.7%減)、経常利益2億2900万円(同71.0%減)、四半期純利益1億8400万円(同57.8%減)だった。
大幅な減収減益となったが、これは2011年7月まで連結子会社だったウェブマネー株式を譲渡したことに伴い、ウェブマネーが連結から外れたことによる。ただし、着うたなどのコンテンツ配信事業や、ポイント事業については引き続き減収傾向が続いている。
セグメント別の状況は以下のとおり。
コンテンツ事業は、売上高13億7100万円(同16.0%減)、営業利益2億5300万円(同0.2%減)だった。ソーシャルミュージックアプリ「viBirth App」サービスを開始したほか、エクシングと「JOYSOUND.TV」の開発・提供を開始したものの、着信メロディ事業が減収となった。
ポイント事業は、売上高2億9700万円(前年同期比38.2%減)、営業利益2400万円(同59.1%減)だった。ポイントカードによる売上は堅調に推移したが、家電エコポイントの交換申請期限の到来に伴う商品供給の減少により、売上高はマイナスとなった。
■2013年3月期の見通し
2013年3月期は、売上高73億円(前期比78.2%減)、営業利益5億4000万円(同65.7%減)、経常利益4億9000万円(同72.1%減)、当期純利益4億3000万円(同93.5%減)を見込む。