
アエリア<3758>は、この日(8月10日)、第2四半期累計(1-6月期)の連結決算を発表し、売上高31億0100万円(前年同期比19.7%減)、営業損益3億1900万円の赤字(前年同期2億0400万円の黒字)、経常損益3億3800万円の赤字(同は1億8300万円の黒字)、四半期純損益3億2800万円(同7900万円の赤字)だった。減収赤字転落となった。

同社では、当初、第2四半期の業績予想について、売上高32億円、営業利益6000万円、経常利益5500万円、四半期純利益4000万円としていたが、これを大きく下回る着地だった。

同社によれば、連結子会社であったアクワイアをガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>に昨年10月に譲渡したことに伴い、ゲーム開発事業の売上が計上されなかったことに加え、主力のオンラインゲームで広告宣伝費などの先行投資により費用が増加した、としている。
ただ、オンラインゲームについては、Aeria Games & Entertainmentを中心とするオンラインゲーム事業については、2012年6月には累計登録会員数が3400万人を突破するなど順調な成長を続けたという。オンラインゲーム事業の売上高は前年同期比6.1%増の26億2300万円だった。
■2012年12月期の見通し
2012年12月期は、売上高80億円(前期比8.0%増)、営業利益1億5000万円(同595.8%増)、経常利益1億4000万円(同1億1200万円の赤字)、当期純利益1億円(同10億6300万円の赤字)を見込む。