ファンコミュニケーションズ<2481>は、この日(8月8日)、第2四半期(1-6月期)の連結決算を発表し、売上高63億9100万円(前年同期比24.9%増)、営業利益9億1700万円(同3.2%増)、経常利益9億4400万円(同2.3%増)、四半期純利益8億7400万円(同63.7%増)だった(前年は単体のため、比較は参考値)。
同社では、第2四半期は四半期ベースとして過去最高の売上高・営業利益になった、としている。PC向けアフィリエイトサービス「A8.net」の売上が堅調に推移したことに加え、スマートフォン向け広告「nend」の売上が伸びた。とりわけスマートフォン向けアドネットワーク「nend」が大きく伸びており、6月のモバイル部門に占める売上高は61.4%まで上昇した。また、フィーチャフォン向けの広告については引き続き下落したとのこと。
■2012年12月期の見通し
2012年12月期は、売上高127億8100万円(前期比20.7%増)、営業利益18億0100万円(同4.6%増)、経常利益18億5500万円(同3.7%増)、当期純利益13億8900万円(同41.0%増)を見込む。