ユビタス、クラウドゲーミング向けコンテンツ配信検証ツール「Game Developers Kit」の提供決定

台湾のユビタス(ubitus)は、昨日(8月20日)、クラウドゲーミング向けのコンテンツ配信検証ツール「Game Developers Kit(GDK)」を、日本で初めてゲーム開発会社向けに提供をすると発表した。同時に、GDKのベータ版を利用するゲーム開発会社の募集を開始した。 ユビタスのクラウドゲーミング技術は、インターネット上のサーバーで実行するゲームの実行画面をストリーミングで端末に送信し、ユーザーが端末からゲームを遠隔操作でプレイできる技術。スマートフォン・タブレット・スマートテレビ・パソコンなどのあらゆる端末向けに移植作業を行わずに同一プログラムが配信できる。 ゲーム開発会社は、GDKを活用することで、原則、ゲームの既存プログラムコードを変更することなく、ユビタスのクラウドゲーミング技術を活用したタイトル配信を短時間で準備できる。今回、(1)クラウド配信パッケージ自動生成、(2)タッチパネル向け仮想ボタン編集、(3)クラウド配信動作確認といった各機能が提供される。 ゲーム開発会社は、GDKを利用することで自社タイトルのクラウドゲーミング技術における使用感を非公開の環境で確認し、国内外での商用配信に移行するかどうかを確認・検討することができる。また商用配信する決定した場合、配信タイトルの操作性や配信設定をタイトルの制作意図に沿って最適化することも可能になる。   ユビタス公式サイト   Copyright © 2012 Ubitus Inc. All rights reserved.