セガサミーホールディングス<6460>は、本日(10月15日)、第2四半期(4-9月期)の連結業績予想を修正し、売上高1360億円(前回予想1630億円)、営業利益60億円(同25億円)、経常利益50億円(同20億円)、四半期純利益20億円(同35億円)とした。売上高と純利益を下方修正し、営業利益と経常利益を上方修正した。
同社では、一部のパチスロ遊技機の販売スケジュールを見直し、パチンコ遊技機の販売市場が軟調に推移したことを受け、パチスロ遊技機の販売台数を約10万8000台(前回予想17万9000台)、パチンコ遊技機を約5万7000台(同10万3000台)に下方修正した。
一方、コンシューマ事業では、パッケージソフトの販売が好調となったほか、7月よりサービスを開始したオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」の登録ID数が100万IDを突破し、課金収入も予想を上回る水準で推移した。しかしながら、遊技機事業の収益を補うには至らなかった。
営業利益と経常利益は、遊技機事業での部材リユースの促進による利益率の向上に加え、コンシューマ事業でのパッケージ販売の増加、研究開発費・コンテンツ制作費、広告宣伝費の一部が下期にずれ込んだことが主な要因。四半期純利益の減額の理由は、見積実効税率を見直したことで税金費用が増加したため。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460