ドリコム<3793>は、本日(10月18日)、第2四半期累計(4~9月期)の業績予想を下方修正し、売上高41億6000万円(前回予想45億6000万円)、営業利益1億6000万円(同3億円)、経常利益1億6000万円(同3億円)、四半期純利益9000万円(同1億8000万円)とした。
従来予想からの修正率は、売上高7.6%減、営業利益46.7%減、経常利益46.7%減、四半期純利益50.0%減となる。
同社では修正の理由について、ソーシャルゲーム事業の進捗が未達で前回発表予想を下回る見通しになったため、としている。複数の新作ゲームをリリースしたものの、スマートフォンへの移行に伴うブラウザゲームの利用者減少もあったことから、新作ゲームの利用者数が計画に達せず、売上高が想定を下回る見通しになったとのこと。運用の合理化や広告宣伝の効率化などによる費用削減が進行中だが、当累計期間は売上未達を補うまでに至らなかったという。
【追記】
第1四半期の実績から第2四半期(7-9月期)の業績予想を計算すると、売上高20億9500万円、営業損益1700万円の赤字、経常損益1600万円の赤字、四半期純損益1200万円の赤字となり、第2四半期では赤字となった模様だ。四半期ベースの売上高と営業利益の推移を示したのが以下のグラフである。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793