イマジニア<4644>は、この日(10月24日)、2013年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高36億0500万円(前回予想34億0500万円)、営業利益6億4600万円(同5億5400万円)、経常利益6億2100万円(同5億5400万円)、当期純利益3億6900万円(同3億1300万円)とした。従来予想からの修正率は、売上高5.9%増、営業利益16.6%増、経常利益12.2%増、当期純利益17.7%増となる。
同社では、研究開発費や上記の未発生であった投資事業組合の損失を見込むものの、モバイルコンテンツ事業とパッケージソフトウェア事業の売上が予想を上回る見込みとなったため、としている。
当サイトの取材に対し、同社では、モバイル事業については、NTTドコモやau向けに提供している月額課金サイトなどスマートフォン向けのサービスが伸びたこと、そして、パッケージソフトについては、3DS向けに販売を開始した「メダロット7」の受注が好調だったため、とコメントした。
特に注目点は、モバイル事業の動向だろう。ここ最近、フィーチャーフォン向けの公式サイトの売上の減少が続くなか、2年ほど前からスマートフォンに注力。エムティーアイ<9438>がスマートフォン向けの会員が増え、四半期ベースで会員数が純増になったと発表したが、同社も先行投資の成果が出てきたようだ。