東映アニメーション<4816>は、本日(10月29日)、第2四半期累計(4~9月期)の連結決算を発表し、売上高144億6700万円(前年同期比11.1%減)、営業利益16億9400万円(同37.1%減)、経常利益19億1100万円(同33.7%減)、四半期純利益12億1600万円(同30.5%減)だった。
同社では、前年同期に大きく伸びた「ワンピース」関連の反動が出たことに加え、劇場アニメなどの製作本数の増加に伴う原価が収益を圧迫したようだ。
主力の映像制作・販売事業が売上高55億4900万円(同1.6%増)、セグメント損益2億6900万円の赤字(前年同期5億7100万円の赤字)となったほか、アニメ関連グッズを手がける商品販売事業が売上高27億6200万円(同33.8%減)、セグメント利益1億1200万円(同58.8%減)となった。
ソーシャルゲームに関しては、た『聖闘士星矢 ギャラクシーカードバトル』を中心に引き続き好調に稼働するとともに、ソーシャルゲーム『ワンピース グランドコレクション』の版権収入も好調だったとのこと。
■2013年3月期
2013年3月期は、売上高280億円(前期比15.2%減)、営業利益32億円(同34.1%減)、経常利益35億円(同34.1%減)、当期純利益22億円(同30.3%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816