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ミクシィ<2121>は、この日(11月2日)、第2四半期累計(4-9月期)の連結決算は、売上高68億1700万円(前年同四半期比12.1%増)、営業利益16億1200万円(同89.7%増)、経常利益15億8300万円(同123.4%増)、四半期純利益12億0500万円(同253.9%増)だった。従来予想を上回っての着地となった。
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主力のソーシャルネット事業での課金収益が伸びたことが主な要因だった。スマートフォンアプリの課金ユーザーが堅調に推移したことにより、課金売上高が同130.2%増の35億9100万円となった。
一方、広告売上高は、スマートフォン広告メニューの整備を進め、広告出稿社数も順調に拡大したものの、フィーチャーフォン広告が減少したことにより、前年同四半期比33.7%減となった。
ただ、KPIについては、9月末時点の月間ログインユーザー数が7.5%減の1402万人に減少した。スマートフォンでの月間ログインユーザー数は92.6%増の863万人に伸びている。
同社は「ユーザーファースト」と題して、「mixi」の改善に取り組む方針を明らかにしたが、この成果によって、月間ログインユーザー数のどこまで回復するのか、注目されよう。
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また、Web系求人サイト「Find Job !」も堅調に推移した。Web業界の求人動向は回復傾向にあり、取引社数も堅調に推移した。同事業の売上高は4億9800万円(同9.3%増)、セグメント利益4億1000万円(同8.5%増)となった。
■2013年3月期の業績予想
2013年3月期の業績予想は、売上高が145~155億円(前期比8.7~16.2%増)、営業利益が22~28億円(同0.3~27.6%増)、経常利益が22~28億円(同4.3~32.8%増)、当期純利益が13~16億5000万円(同73.4~120.1%増)で変更なし。