タカラトミー、13年3月期の業績予想を下方修正…男児玩具やカードゲームの不振で

タカラトミー<7867>は、この日(11月13日)、2013年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高1700億円(前回予想1900億円)、営業利益51億円(同100億円)、経常利益43億円(同93億円)、当期純利益6億円(同50億円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高10.5%減、営業利益49.0%減、経常利益53.8%減、当期純利益88.0%減となる。     第2四半期の実績を踏まえて下方修正を行ったようだ。同社では、第2四半期は、新商品「バトロボーグ 20」や「ポケモントレッタ」「プリティーリズム」のアミューズメントマシンが好調に推移したものの、ボーイズホビー商品の不振、トレーディングカードゲーム市場の下落基調、海外販売の不振により当初予想を下回った、としている。最大商戦期である年末・年始商戦においては「ファービー」などの話題商品はあるものの、引き続き厳しい市場環境が続くことが予想される、としている。   ■第2四半期決算 同時に、第2四半期(4~9月期)の連結決算を発表しており、売上高834億9600万円(前年同期比6.5%減)、営業利益11億1200万円(同78.0%減)、経常利益7億8400万円(同82.4%減)、四半期純損益1億8400万円(前年同期23億2700万円の赤字)だった。