グリー<3632>は、この日(11月14日)、第1四半期(7~9月期)の連結決算を発表し、売上高379億3500万円(前年同期比24.7%増)、営業利益157億5000万円(同5.4%減)、経常利益152億5000万円(同7.7%減)、当期純利益90億6900万円(同4.0%減)だった。
新作ゲームの投入効果もあり、ソーシャルゲームを中心に売上が伸びたものの、開発費や販売管理費が収益を圧迫したようだ。売上原価が前年同期21億0400万円から46億9000万円に増加するとともに、販売管理費も116億円8100万円から174億9400万円に拡大した。「コンプガチャ」問題後に始まった自主規制への対応に加え、スマートフォン対応など開発費の高騰、テレビCMなどの広告宣伝費が収益を圧迫したものとみられる。後ほど本日開催される決算説明会の模様をお伝えする。
■2013年6月期の見通し
2013年6月期は、売上高1950~2050億円(前期比23.2~29.6%増)、営業利益740~840億円(同10.6%減~1.5%増)、経常利益740~840億円(同9.7%減~2.5%増)、当期純利益460億円(同4.1%減~8.4%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632