DAC、ALBERT株式を追加取得、持分法適用会社に…ビッグデータなどで協業

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)<4281>は、11月30日レコメンドエンジンや広告最適化ソリューションを提供するALBERTの株式を追加取得し、新たにDACの持分法適用関連会社にすると発表した。出資額などについては非開示。 DACでは、2011年9月にALBERTへ資本参加し、Webサイトの解析、レコメンド広告などで協業してきたが、今回の追加取得により、両社の協力関係を強化し、ビッグデータを中心とした最先端のマーケティングソリューション分野で協業する。ALBERTは、データ解析やデータに基づくレコメンドなど大量データのハンドリングに関して強みを持っているとのこと。 こうした協業の背景には、ネットマーケティングが対象とするデータの増大があげられる。ネットマーケティングでは、インターネット上でのユーザー行動の履歴情報だけでなく、ユーザーの属性情報や関心事項、リアルでの消費行動など多岐にわたるデータを取り扱っているが、今後はスマートフォンやタブレットなどの普及・進化で、その量はさらに増大することが予想されるという。