東証マザーズに新規上場したenish<3667>の初値は、公開価格(800円)の3.1倍に相当する2500円だった。昨日は買い注文が殺到したことで、取引が成立せず、値付かずとなった。
新規上場企業では、ソーシャルゲーム関連銘柄が人気になっていることに加え、新規上場時の公募・売出の規模も小さく、需給面での懸念が乏しいこともあって、個人投資家を中心に短期値幅取りの買いが集まりやすかったようだ。
また、11時5分現在、株価は2435円で、時価総額を弾くと約60億円となる。比較対象としてソーシャルゲーム関連会社をみていくと、ドリコム<3793>が時価総額99億円、クルーズ<2138>が116億円、KLab<3656>が155億円、ボルテージ<3639>が45億円、エイチーム<3662>が307億円などとなっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667