ファンコミュニケーションズ<2461>は、1月15日、業績予想の上方修正を行うとともに、12月の月次業績について、売上高が前年同月比56.6%増の14億4900万円だったと発表した。同社としては初の月次ベースで14億円台突破となる。5カ月連続で前年比40%超の伸びとなるなど、引き続き好調だ。
売上の拡大をけん引したのは、「nend」や「Moba8.net」といった「モバイル向けアフィリエイト広告サービス」だった。前年同月比132.1%増の5億9800万円と過去最高を更新し、6億円台突破も間近となった。全体の売上に占めるモバイルの比率は、期初段階で28%だったが、この月は41.3%まで上昇した。また主力のPC向けサービス「A8.net」も好調で、同27.4%増の7億5500万円となった。
なお、この数字については、あくまで監査法人の監査を受けていない速報値となるので注意してほしい。