1月10日付けの日経MJは、くらコーポレーション<2695>が任天堂<7974>の「ニンテンドーDS」向けコンテンツ配信サービスを2011年10月期中に全店に拡充する、と報じている。
報道によれば、コンテンツ配信サービス「くら寿司でDS」は、くら寿司の独自キャラクター「むてん丸」のすごろくやマンガなどが無料で楽しめるというもので、待合室や食事の前後でゲームを遊ぶ子どもが増え、来店客数の押し上げ効果につながった、とのこと。
新規開店する店舗に導入するだけでなく、既存店でも順次導入する予定。比較的小規模な通信設備で運用できるため、2011年10月期末時点で約290の全店に導入しても、予想される総投資額は1000万円程度になるという。
くらコーポでは、かっぱ寿司やスシローなどの競合他店にない子ども向けのサービスを拡充し、集客力を高めるのが狙いとしている。