ITメディア、第3四半期は増収減益…大型案件受託に伴う一時的なコスト増で

アイティメディア<2148>が1月30日に発表した第3四半期(4~12月期)の連結決算は、売上高21億3100万円(前年同期比1.1%増)、営業利益7000万円(同18.0%減)、経常利益7400万円(同22.7%減)、四半期純利益2600万円(同38.4%減)だった。     同社では、コンシューマー分野で10%の営業増益を達成したものの、IT分野での大型案件の受託に伴う一時的なコスト増の影響で減益になった、としている。コンシューマー分野については、音楽情報サイト「BARKS」の譲渡や不採算事業からの撤退、国内大手家電・PCメーカーの業績不振による広告費抑制の影響で減収となったものの、不採算事業からの撤退により増益を確保した。事務所移転によるコスト削減も奏功したもよう。   ■2013年3月期の見通し 2013年3月期は、売上高30億円(前期比4.7%増)、営業利益1億8000万円(同29.2%増)、経常利益1億8000万円(同19.0%増)、当期純利益1億円(同42.6%増)を見込む。