コロプラ<3668>は、この日(2月6日)、第1四半期(2012年10~12月期)の決算を発表し、売上高27億5500万円、営業利益8億6400万円、経常利益8億7600万円、四半期純利益4億9800万円だった。
上場後、初の四半期ベースの決算発表となるため、前年同期もしくは前四半期との比較はできない。よって、非常に評価しづらいのだが、通期の業績予想に対する進捗率は、売上高27.6%、営業利益37.3%、経常利益38.2%、最終利益39.5%となっており、順調な滑り出しとなったようだ。
アプリストアの売上ランキングの動向などを見る限り、スマートフォンアプリ『プロ野球PRIDE』と『秘宝探偵』を中心に収益を稼ぎ、それに『コロニーな生活』『恐竜ドミニオン』などが寄与したものとみられる。
同社では、カジュアルゲームアプリブランド「Kuma the Bear」から10月に「ソリティにゃスイーパー!」「弾幕バラッド!」、11月に「リズムコイン2レボリューション!」、12月に「トレインシティ!」をリリースし、スマートフォン専用オンラインアプリとしては、12月に「Disney Magician Chronicles」をリリースした、としている。このほか、位置情報ゲームプラットフォーム「コロプラ」では、10月に「釣りロマンを求めて presents 釣りドキ♪」など2タイトルの配信を開始した。
■2013年9月期の見通し
2013年9月期は、売上高99億9200万円(前期比97.0%増)、営業利益23億1800万円(同54.7%増)、経常利益22億9100万円(同52.8%増)、当期純利益12億6000万円(同61.9%増)を見込む。従来予想からは変更なし。
引き続き高品質のスマートフォン向けゲームアプリの開発に注力する方針。またエンジニアの積極採用に伴い、採用費や人件費、広告宣伝費、サーバー関連費用などの増額を見込んでいるとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668