1月11日付けの日本経済新聞朝刊は、NTTドコモ<9437>が2010年12月に開始した高速の携帯電話サービス「Xi(クロッシィ)」の通信速度を、2014年に現行の約2.5倍にあたる毎秒100メガビットに高める、と報じている。
報道によれば、光ファイバー回線と同等の回線速度が携帯電話で実現することになり、通信速度を売り物に、スマートフォンなどの利用拡大につなげる、としている。現在使っている電波帯域に加え、2012年に新たに取得する新周波数帯を活用することで、通信速度を高めるという。
ドコモでは、「Xi」の契約回線数を2014年までに全体の4分の1に当たる1500万回線に拡大する目標を掲げているが、通信速度の向上や対応端末の拡充が課題となっている、としている。