エイチーム<3662>は、本日(3月14日)、第2四半期(2012年8月~2013年1月期)の連結決算を発表し、売上高55億5300万円(前年同期比138.2%増)、営業利益9億7800万円(同171.8%増)、経常利益9億8100万円(同176.6%増)、四半期純利益5億9300万円(同206.8%増)だった。
同社では、主力のエンターテインメント事業、ライフサポート事業ともに好調に推移したようだ。セグメント別の状況を見ておこう。
■エンターテインメント事業は、売上高35億6800万円(同196.7%増)、セグメント利益11億4700万円(同156.0%増)だった。スマートフォン向けRPG『ダークサマナー』がiOS、Androidともに月商1億円を維持するなど堅調に推移したことに加え、グリートの協同タイトル『AKBステージファイター』、『NARUTO-ナルト-忍マスターズ』の売り上げも堅調に推移した、としている。
【追記】
この日公開された決算説明会資料によれば、『ダークサマナー』の月次売上は、英語版が日本語版を上回る状況になっているとのこと。
■ライフサポート事業は、売上高19億8400万円(同74.7%増)、セグメント利益2億5400万円(同51.0%増)、だった。「引越し侍」、「ナビクル」は同業他社との競合が激化する中、安定的に業界トップクラスのシェアを維持したほか、「すぐ婚navi」も順調に利用者が拡大した。
■2013年1月期の見通し
2013年7月期は、売上高98億2400万円(前期比54.0%増)、営業利益18億0200万円(同68.3%増)、経常利益18億0200万円(同72.0%増)、当期純利益10億5000万円(同77.8%増)を見込む。
同社では、『ダークサマナー』、「AKB48ステージファイター』、『NARUTO-ナルト-忍マスターズ』が通期で売上に寄与するほか、第3四半期以降、スマートフォン向けの新規タイトルを複数リリースする計画で、『ダークサマナー』に続くヒットを狙う。海外市場にもチャレンジし、新規タイトルを投入することで大きな成長を狙う、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662