タカラトミー、2013年3月期は最終赤字に転落…減損損失や割増退職金の計上で

タカラトミー<7867>は、2013年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高1750億円(前回予想1700億円)、営業利益23億円(同51億円)、経常利益19億円(同43億円)、当期純損益71億円の赤字(同6億円の黒字)とした。 同社では、テレビゲームとソフト卸の取扱量が増えたことから売上高は増加したものの、TOMY Holdingsにおける玩具の新製品一部発売中止やベビー用品の販売が苦戦するとともに、アパレル事業の年末の年始販売不振と組織再編にともなう在庫評価減などにより営業利益と経常利益が悪化する見込みになった、としている。 また最終赤字となった要因については、減損損失58億7000万円、希望退職者募集に伴う割増退職金10億2000万円、その他5億4000万円を特別損失として計上したため。希望退職者については、150名の募集に対し、138名の応募があったとのこと。