キャリアデザインセンター、2Q業績を赤字予想から7300万円の黒字に上方修正

「@TYPE」を運営するキャリアデザインセンター<2410>は、本日(4月19日)、第2四半期累計(10月~3月)の業績予想を上方修正し、売上高13億1800万円(前回予想12億1500万円)、経常利益7300万円(同6300万円の赤字)、四半期純利益5500万円(同7800万円の赤字)とした。 前年同期比でも大幅な増収と、黒字転換が達成される見通しとなった。同社では、修正の理由について、東北地方太平洋沖地震が発生したものの、売上高が当初計画を大きく上回ったため、としている。 なお、セグメント別の状況は以下のとおり。 主力の求人情報事業では、「エンジニア」が前年比180%を超える結果となったほか、「営業」や「女性」マーケットもそれぞれ110%、120%を好調に推移した。キャリア情報事業が前年比146%の8億9200万円だった。 同様に、人材紹介でも、「エンジニア」マーケットで、1人あたりの成約単価の上昇や成約件数が増加した。人材紹介事業の売上高は同167.5%の3億1100万円だった。 このほか、IT派遣事業も稼働人数が70名を超えるなど計画を大きく上回った推移したようだ。IT派遣事業の売上高は1億1400万円だった。 なお、9月通期の予想は変更していない。大震災の影響を見極めることが困難であることを理由に挙げている。