
コロプラ<3668>は、5月8日、2019年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会では、同社の馬場社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。今回はその中から同社の新作パイプラインの状況について取り上げたい。
同社のスマートフォン向けゲームの新作パイプラインは、この四半期も見直しが行われ、今期(FY19)分については第1四半期決算発表時と同じ5本となっているものの、来期(FY20)以降分のタイトルが1本減の3本となっている。今期分については、既に『バクレツモンスター』をリリース済みであるほか、期待の新作となる王道ファンタジーRPG『最果てのバベル』を第3四半期にリリースする予定だ。
また、馬場社長自身がプロジェクトマネージャー的な役割を務めているという、新しい遊び方を提案するタイトルが第4四半期のリリースに向けて開発されているという。こちらについては、位置情報やVR・ARなどの技術を融合したタイトルとして開発が進められており、「βサービスから提供しようと思っている」(馬場社長)とするなど、リリースを前にある程度の形が示されることになりそうだ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668