【ゲーム株概況(6/24)】全般さえない中でKLabが続伸 『最果てのバベル』のランキング操作問題でコロプラが売られる 『FOX』終了のガーラも安い

6月24日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら反発し、前日比27.35円高の2万1285.99円で取引を終えた。今週末にG20(20カ国・地域首脳会議)大阪サミットの開催を控えていることもあって、手控えムードが強い中で朝方はやや小安かったものの、米中貿易摩擦の解消に向けた交渉が進むことへの期待感から後場に入るとプラス圏に浮上した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般にさえない銘柄が目立つ中で、KLab<3656>が小幅続伸したほか、enish<3667>、エイチーム<3662>などがしっかり。KLabは、前週末に『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の繁体字を6月28日より配信すると発表したことが引き続き意識されているほか、「うた☆プリ」9周年の記念施策で『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』が15時現在でトップ30圏内まで浮上してきていることなどが株価を下支えしているようだ。

また、大手ゲーム株では、セガサミーHD<6460>とコーエーテクモHD<3635>がしっかり。

半面、コロプラ<3632>が前週末(6月21日)に開示した『最果てのバベル』のセールスランキングの操作を目的とした不適切な取引の発覚を嫌気して一時639円まで売られ、『FOX-Flame Of Xenocide-』のスマホ向けサービスを7月25日15時をもって終了すると明らかにしたガーラ<4777>も安い。

ほか、サイバーエージェント<4751>やギークス<7060>の下げがきつい。


■関連銘柄
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る