イー・ガーディアンフィリピン、ソーシャルアプリやオンラインゲームのデバッグサービスを開始

イー・ガーディアン<6050>は、グループ会社のE-Guardian Philippines(以下、イー・ガーディアンフィリピン)がソーシャルアプリやオンラインゲームなどのデバッグ確認やテスト検証を行う「デバッグサービス」を3月16日より開始したことを発表した。

イー・ガーディアンフィリピンは、2017年7月の設立以降、イー・ガーディアングループが提供する様々なサービスのグローバル展開拠点として、越境ECサイト向けのカスタマーサポート業務のほか、インターネット広告運用、インターネットセキュリティ関連のサービスなどを提供してきた。とりわけ、現在、ゲーム事業においては、マルチリンガルでのカスタマーサポート、ローカライズ・カルチャライズサービスの提供が順調に推移している。

現在、国内オンラインプラットフォーム市場の大半を占める、ゲームアプリ市場は年々拡大している。「ファミ通ゲーム白書2019」によると、2018年度の国内ゲームアプリ市場は、プラス成長を続け1兆1660億円規模となった。ゲームアプリ市場の拡大に伴い、新作ゲーム配信前にデバッグ確認やテスト検証を行うデバッグの重要性が増している。

このようなデバッグサービスの需要拡大を受け、イー・ガーディアンフィリピンは、高品質且つ低コストでサービス提供が可能であることから、新たに「デバッグサービス」を提供することとなった。イー・ガーディアンフィリピンが拠点を置くフィリピン・マニラには、ゲームに適正のある人材が豊富で、「We Are Social」と「Hootsuite」の調査によると、インターネットに費やす1日当たりの平均時間は、日本の2倍以上である9時間45分となっている。

イー・ガーディアンフィリピンは、その中でもゲーム業界への就職を目指し、大学で様々な技能を習得した熱意を持った人材を積極的に採用し、ゲームのカスタマーサポートサービスなどを提供してきた。このような幅広く活躍できる人材が豊富に集まることで、今回のローンチにおいても、高品質なサービス提供を可能にする。

さらに、本サービスを提供するにあたり、同じイー・ガーディアングループであり、テスト(検証)サービスを提供するEGテスティングサービスと連携することで、デバッグサービスに関する運用のノウハウ導入を短期間で実現している。

オフショアでの運用による低コストでのサービス提供はもとより、グループシナジーを活かした運用ノウハウと、ゲーム事業に最適な人材を活用により、24時間の運用体制を敷くことで顧客のニーズに幅広く応え、健全なゲーム運営に貢献していく方針だ。
イー・ガーディアン株式会社
https://www.e-guardian.co.jp/

会社情報

会社名
イー・ガーディアン株式会社
設立
1998年5月
代表者
代表取締役社長 高谷 康久
決算期
9月
直近業績
売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6050
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