KLab、21年12月期通期予想を下方修正 『スクスタ』と『テイクレ』が想定下回る 両タイトルの帳簿価額の全額を減損処理し、15.4億円の特損を計上

KLab<3656>は、5月13日、2021年12月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高・利益ともに引き続きレンジ予想での開示となるが、いずれも従来予想を下回る見通しとなった。

売上高270億~320億円(従来予想330億~350億円)
営業損益5億円の赤子~18億円の黒字(同5億~20億円)
経常損益3億円の赤字~20億円の黒字(同5億~20億円)
最終損益13億円の赤字~2億円の黒字(同3億~14億円)
 


売上高は、第1四半期連結会計期間において、主に『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』および『テイルズ オブ クレストリア』が想定を大きく下回って推移したことにより、予想を下回る見通しとなった。

営業利益および経常利益は、売上高の減少にともない、利益の減少を見込んでいるが、減損損失を計上したことによる減価償却費の減少および現在検討を進めているコスト削減による費用の減少を想定している。

最終利益は、上記2タイトルの直近の業績の動向などを踏まえ、ソフトウエア資産における将来の回収可能性を慎重に検討した結果、当該ソフトウエアの帳簿価額の全額を減損処理したことにより、2021年12月期第1四半期において、15億4000万円を減損損失として特別損失に計上したことも影響している。

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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