エムティーアイ(MIT)<9438>は、本日(4月21日)、第2四半期累計(2010年10月~2011年3月)の連結業績を上方修正し、売上高163億4000万円(前回予想165億円)、営業利益17億7000万円(同12億円)、経常利益17億6600万円(同11億8000万円)、当期純利益9億2200万円(同5億円)とした。
従来計画からの修正率は、売上高は1.0%減、営業利益が48.1%増、経常利益が49.7%増、当期純利益が84.5%増となる。
同社では、売上は計画どおりに推移したものの、音楽系コンテンツのダウンロード数の低下に伴い、原価率が低下し、売上総利益が計画を上回ったため、としている。
販管費で、フィーチャフォン向けの広告投資について効率性を重視したことから、広告宣伝費が計画を下回ったことも収益を押し上げた。
また、純利益については、営業利益や経常利益よりも修正幅が大きいが、これは「コイン等引当金戻入額」3億5500万円を特別利益として計上したことによる。
なお、9月通期の業績予想については変更していない。下期以降、Jibe Mobileのソーシャル電話帳アプリなどの開発費用や広告投資の増加を見込んでいることや、Jibe Mobileやリッスンジャパンの子会社化に伴う経費増やのれんの消却が増加するため、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エムティーアイ(MTI)
- 設立
- 1996年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 前多 俊宏
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9438