ドリコム<3793>は、本日(4月23日)、2013年3月期の業績予想を上方修正し、売上高84億9000万円(前回予想80億円)、営業利益4億7000万円(同1億円)、経常利益4億6000万円(同1億円)、当期純利益1億2000万円(同6000万円)とした。
従来予想からの修正率は、売上高が6.1%増、営業利益370.0%増、経常利益360.0%増、当期純利益100.0%増となった。
同社では、海外向けソーシャルゲームの会員数、課金額ともに好調に推移したことに加え、国内向けゲームについてもイベント運用への注力により売上高が想定を上回ったため、としている。海外向けについては「Reign of Dragons」が寄与し、国内向けについては、「ちょこっとファーム」や「ビックリマン」、「陰陽師」、「ドラゴン×ドライツェン」といった主力タイトルが伸びたものとみられる。国内向けについては、昨秋以降、イベント運営と地道なPR活動が奏功したようだ。
また利益面では、増収効果に加え、効率的な集客手段により広告宣伝費が想定を下回ったことや、上期より実施している経費削減努力が結実したとのこと。
なお、アドソリューション事業における無形固定資産(ソフトウェア)に係る減損損失(特別損失)として、5800万円を計上する見込だが、増収効果と費用削減効果で吸収したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793