コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(5月7日)、第1四半期の連結決算を発表し、主力のゲームソフトが好調に推移し、増収増益を達成した。売上高346億円(前期比2.5%減)、営業利益62億円(同7.8%増)、経常利益88億円(同18.2%増)、当期純利益56億円(同21.9%増)だった。
主力のゲームソフト事業は、売上高237億円(同4.7%減)、営業利益62億円(同27.0%増)だった。「真・三國無双7」や「DEAD OR ALIVE 5」などのナンバリングタイトルや、「真・北斗無双」が順調に推移した。「ワンピース 海賊無双2」が国内で、「ポケモン+ノブナガの野望」が海外で好評だったとのこと。ガストタイトの「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~」や、新規IP「シェルノサージュ 失われた星へ捧ぐ詩」も寄与した。
オンライン・モバイル事業は、売上高54億8000万円(同2.8%減)、営業利益5億4900万円(同50.0%減)だった。主力タイトル「100万人の信長の野望」、「100万人の三國志」、「100万人のWinning Post」が安定した収益で推移した。また「AKB48の野望」や「100万人のNINJA GAIDEN」、「真・三國無双 SLASH」などスマホ専用タイトルもリリース。台湾・香港・マカオにおいて「のぶニャがの野望」、「100万人の三國志 Special」のサービスを開始したとのこと。
このほか、メディアライツ事業は、売上高17億4100万円、セグメント損益1700万円の赤字、SP事業は売上高21億9500万円、セグメント利益6億4200万円、アミューズメント施設は売上高19億3200万円、セグメント利益1億5700万円だった。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高370億円(前期比6.8%増)、営業利益70億円(同12.8%増)、経常利益90億円(同1.9%増)、当期純利益57億円(同0.8%増)を見込む。四季報予想は、売上高420億円、営業利益80億円、経常利益93億円、当期純利益56億円だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コーエーテクモゲームス
- 設立
- 1978年7月
- 代表者
- 代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 非上場