スクエニHD、第3四半期決算は営業利益39%増の463億円と大幅増益…HDゲームとモバイルが収益改善、ロイヤリティ収益も押し上げ

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、2月5日、2026年3月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高2154億5500万円(前年同期比13.3%減)、営業利益463億8700万円(同39.0%増)、経常利益531億6900万円(同40.8%増)、最終利益256億0700万円(同3.6%増)だった。
・売上高:2154億5500万円(同13.3%減)
・営業利益:463億8700万円(同39.0%増)
・経常利益:531億6900万円(同40.8%増)
・最終利益:256億0700万円(同3.6%増)
同社では、主力のデジタルエンタメ事業でHDゲームが増益となったほか、モバイルゲームも外部決済で収益性が改善した、としている。さらに有力IPにかかるロイヤリティ収入の計上したことも利益を押し上げる要因となった。
■デジタルエンタテインメント事業
売上高は1223億5600万円(同23.7%減)となり、営業利益は355億1900万円(同28.3%増)となった。
HD(High-Definition)ゲームにおいて、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」等を発売した前年と比較して、新作タイトルからの売上が減少したことにより、前年同期比で減収となった。一方で、新作タイトルからの販売が底堅く推移し、カタログタイトルの売上が前年を上回ったこと等により、増益となった。
MMO(多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム)は、前年に「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」を発売したことから、前年同期比で減収減益となった。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルの弱含み等により前年同期比で減収となったものの、決済手段の多様化による収益性の改善により増益となった。
■アミューズメント事業
売上高は532億7200万円(同0.3%減)となり、営業利益は63億7300万円(同4.7%増)となった。機器販売が前年を下回ったことにより、前年同期比で減収となったものの、既存店売上高及びアミューズメント施設向け景品の販売が前年を上回ったこと等により、増益となった。
■出版事業
売上高は219億円(同1.5%減)となり、営業利益は74億8300万円(同5.5%減)となった。コミック単行本の売上が減少したことにより前年同期比で減収減益となったものの、全体としては底堅く推移した。
■ライツ・プロパティ等事業
売上高は193億9400万円(同30.9%増)となり、営業利益は98億8900万円(同98.9%増)となった。有力IPにかかるロイヤリティ収入の計上等によって、前年同期比で増収増益となった。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上高2800億円(前期比13.7%減)、営業利益490億円(同20.7%増)、経常利益550億円(同34.3%増)、最終利益270億円(同10.6%増)、EPS74.90円を見込む。株価収益率は34.1倍となる。業績予想の上方修正を行った。
・売上高:2800億円(同13.7%減)
・営業利益:490億円(同20.7%増)
・経常利益:550億円(同34.3%増)
・最終利益:270億円(同10.6%増)
・EPS:74.90円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:76.9%
・営業利益:94.7%
・経常利益:96.7%
・最終利益:94.8%
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3245億0600万円、営業利益405億8000万円、経常利益409億3900万円、最終利益244億1400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684




