U-NEXT HD、アニメ制作会社GoHandsを買収…アニメ制作の内製化やデジタル技術の共有、有力IP獲得を通じてIP関連ビジネスの収益強化

U-NEXT HOLDINGS<9418>はアニメ制作会社のGoHandsを買収し、アニメ制作領域の強化に乗り出す。U-NEXT HOLDINGSは5月25日、代表で株主でもある岸本 鈴吾氏より、GoHandsの全株式を取得し子会社化する。株式取得日は6月1日を予定している。 取得価額は非公開。

U-NEXT HOLDINGSは、動画配信サービス「U-NEXT」を中心としたコンテンツ配信事業を展開しており、近年はオリジナル書籍やコミックの出版などIP関連ビジネスの強化を進めている。今回の買収について同社は、「IP関連ビジネスを通じた収益構造のさらなる強化」が狙いであり、GoHandsのアニメ制作力とのシナジー創出を見込んでいると説明している。

GoHandsは、『K』『ハンドシェイカー』『マルドゥック・スクランブル』などで知られるアニメ制作会社。独特なカメラワークや高密度な映像表現を特徴としており、近年もTVアニメやゲーム関連映像の制作を手掛けている。2008年設立で、本社は大阪市淀川区。

U-NEXT HOLDINGSは今回の買収によるシナジーとして、まずアニメ制作関連の内製化によるコスト最適化を挙げた。現在外部へ委託している海外コンテンツのローカライズやスタジオ利用などについて、GoHandsの設備や制作ノウハウを活用することでグループ内で完結できる体制を構築するとしている。

また、U-NEXT HOLDINGSが持つ配信サービス向けのデジタル技術やワークフロー管理ノウハウをGoHandsへ提供することで、制作管理やデータ連携、生産性向上につなげる方針だ。制作ライン拡張や人員増強も視野に入れており、有力IP案件の獲得や事業規模拡大を目指す。

さらに将来的には、U-NEXT HOLDINGSが注力するオリジナル書籍・コミックIPと、GoHandsのアニメ制作力を組み合わせ、自社IPのアニメ化を推進する考えも示した。配信、出版、アニメ制作をグループ内で横断する体制を構築することで、IP価値の最大化と収益源の多層化を狙う。

近年の国内エンタメ業界では、配信事業者によるIP・制作領域への投資が活発化している。動画配信サービス間の競争が激化する中、独自IPや制作体制を確保する動きが強まっており、今回の買収もその流れの一環とみられる。U-NEXT HOLDINGSとしては、配信プラットフォームに加えて、制作・出版を含めた垂直統合型のコンテンツ戦略を一段と推し進める形となりそうだ。

 

  

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株式会社U-NEXT HOLDINGS
https://unext-hd.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社U-NEXT HOLDINGS
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長CEO 宇野 康秀
決算期
8月
上場区分
東証プライム
証券コード
9418
企業データを見る
GoHands

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会社名
GoHands
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