DeNA、第3四半期決算は営業利益19%減の168億円と減益 アルムののれん減損で ゲームは堅調、ライブストリーミングも33億円の黒字転換

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、2月5日、2026年3月期 第3四半期累計の連結決算(IFRS)を発表し、売上収益1144億5200万円(前年同期比1.9%減)、営業利益168億9500万円(同19.5%減)、税引前利益242億3100万円(同5.2%減)、最終利益168億2100万円(同6.8%減)だった。
・売上収益:1144億5200万円(同1.9%減)
・営業利益:168億9500万円(同19.5%減)
・税引前利益:242億3100万円(同5.2%減)
・最終利益:168億2100万円(同6.8%減)
営業減益となったが、ライブストリーミング事業が黒字転換となったほか、ゲーム事業も増益を確保したものの、グループ会社のアルムののれんの減損損失計99億1200万円を「その他の費用」に計上したことによる。
セグメント別の業績は次のとおり。
①ゲーム事業
ゲーム事業の売上収益は482億9500万円(前年同期比4.5%減)、セグメント利益は233億0300万円(同10.8%増)となった。2024年10月30日に新規リリースしたタイトル『Pokémon Trading Card Game Pocket』は配信当初の初速からの反動等はあったものの、引き続き貢献したが、前年同期比で減収増益となった。
②ライブストリーミング事業
ライブストリーミング事業の売上収益は303億2500万円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益は33億0200万円(前年同期は3億7600万円の損失)となった。国内の「Pococha(ポコチャ)」では、2025年3月期上期においてTVCM等のマーケティングも実施していたが、同下期以降は、より収益性の改善に優先順位をおいた事業運営を進めている。「IRIAM(イリアム)」に関しては、引き続き堅調に推移した。
③スポーツ事業
スポーツ事業の売上収益は282億0800万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は56億0400万円(同11.1%増)となった。横浜DeNAベイスターズでは、2025年シーズンの主催試合における観客動員数が球団史上最多記録を更新したほか、各種の収入が複層的に伸長し、好調に推移した。
④ヘルスケア・メディカル事業
ヘルスケア・メディカル事業の売上収益は60億6500万円(前年同期比5.9%減)、セグメント損失は25億3900万円(前年同期は35億4500万円の損失)となった。ヘルスケア・メディカル事業では、今後の成長に向けた取り組みの精査と推進を継続して行っている。ヘルスケア領域は、データ利活用に関しては前年同期比で増収、また、データヘルスについても堅調に推移した。メディカル領域では、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」の国内での展開、海外での展開、また、ポータブル医療機器とJoinを組み合わせたJoin Mobile Clinicの3つの取り組みに集中を図りつつ、固定費の低減も進めている。
⑤新規事業・その他
新規事業・その他の売上収益は19億0600万円(前年同期比25.4%減)、セグメント損失は19億7700万円(前年同期は7億7600万円の損失)となった。当区分には、AIに関する取り組み等、中長期での成長や事業ポートフォリオの強化を目指した各種取り組み等を含んでいる。
■2026年3月期の見通し
2026年3月期の業績は、売上収益1465億円(前期比10.7%減)、営業利益170億円(同41.3%減)を見込む。
・売上収益:1465億円(同10.7%減)
・営業利益:170億円(同41.3%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1639億9700万円、営業利益289億7300万円、税引前利益318億1700万円、最終利益241億9300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432