モブキャスト、第1四半期決算を発表…オフシーズン・先行投資負担で営業減益

モブキャスト<3664>は、この日（5月8日）、第1四半期の連結決算を発表し、売上高13億0200万円（前年同期比20.3％増）、営業利益1億1000万円（同55.8％減）、経常利益1億1000万円（同55.7％減）、四半期純利益4500万円（同68.6％減）だった。今期から連結をスタートしたため、前年同期との比較はあくまで参考値なので注意してほしい。  

    同社では、『モバプロ』など主力のスポーツソーシャルゲームがオフシーズンとなったものの、前年同期比ではプラスを確保した。また、4月以降のスポーツシーズンの開幕に合わせた積極的な広告展開や、海外展開に向けた先行投資、「mobcast」プラットフォームの大幅な改修などを行ったことにより、営業利益、経常利益、四半期純利益はマイナスとなった。 この結果、第1四半期における新規入会者数は前四半期比23.5％増の25万6592人となり、会員数が300万人を突破したほか、韓国のmocastの会員数も32万7000人に増加したとのこと。同社では、国内会員数100万人、韓国でも早期に会員数100万人を目指す。   ■2013年12月期の見通し 2013年12月期は、売上高80億円（前期比62.2％増）、営業利益17億5000万円（同55.3％増）、経常利益17億円（同52.2％増）、当期純利益10億円（同54.3％増）を見込む（前期は単独のため、前期との比較は参考値）。  

  同時に、5月31日現在の株主に対して、1対2株の株式分割を行うと発表した。