ミクシィ、13年3月期は営業益17％増…mixiゲームの課金収入が伸長

SNS「mixi」を運営するミクシィ<2121>は、この日（5月15日）、2013年3月期の連結決算を発表し、売上高126億円（前期比5.3％減）、営業利益25億円（同17.3％増）、経常利益26億円（同24.8％増）、当期純利益16億円（同120.7％増）だった。         同社では、「mixiゲーム」の課金売上が順調に伸びたことに加え、スマートフォン広告の売上が増加したため、としている。フィーチャーフォン広告やPC広告の売上は減少した。課金売上は前期比57.5％増の68億円、広告売上は同41.2％減の46億円だった。課金収益の増加に伴い決済手数料が増加を吸収した。       またFind Job !事業は、売上高9億円（同1.9％減）、セグメント利益7億円（同4.8％減）だった。Web業界の求人動向は引き続き活発で、収益面は堅調に推移した、としている。 純利益は大幅なプラスとなったが、これは関係会社株式売却益やが計上されたほか、のれん償却額や賃貸借契約解約損などの特別損失が今期は計上されなかったため。     ■2014年3月期の見通し 2014年3月期は、売上高120～135億円（前期比5.0％減～6.9％増）、営業利益10～20億円（同61.2％～22.3％減）、経常利益10～20億円（同62.0％～23.9％減）、当期純利益5～11億円（同69.8％～33.6％減）を見込む。       同社では、「mixiゲーム」を中心とした課金売上の増加と広告売上の減少を想定しているほか、課金売上の増加による決済手数料の増加などを見込んでいるとのこと。