ガーラ、13年3月期は赤字幅拡大…スマートフォンへのシフトを加速

ガーラ<4777>は、本日（5月15日）、2013年3月期の連結決算を発表し、売上高21億6900万円（前期比49.1％減）、営業損益8億2000万円の赤字（前期1億円の赤字）、経常損益8億6500万円の赤字（同8500万円の赤字）、当期純損益22億6800万円の赤字（同5億1200万円の赤字）だった。       同社では、オンラインゲーム事業における既存タイトルのユーザーが減少傾向にあり、新規会員や新規タイトルのユーザー獲得の鈍化により、売上高が回復しなかったことに加え、Gala-NetとGala Networks EuropeGala-Net Brazilが株式譲渡により連結から除外されたため。 また、最終損益については、特別利益として、関係会社株式売却益3億2400万円を計上したものの、オンラインゲーム事業から新規事業のスマートフォンアプリ事業に移行するにあたって、特別損失として減損損失14億0100万円や投資有価証券評価損1億3100万円を計上したため。     ■2014年3月期の業績予想は非開示 2014年3月期の見通しは非開示。その理由については、同社では、スマートフォンアプリ事業が立ち上げ段階にあり、アプリの開発や提供が予定どおりに進まない可能性が高いことや、オンラインゲーム事業における新規タイトルのサービス開始や既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であるため、と説明している。