ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(5月15日)、2013年4月の月次業績速報を発表し、前年同月比57.0%増の16億5100万円だった。3月に記録した過去最高記録(16億5900万円)となり、また1~3月期決算で営業利益が82%増となった同社だが、引き続き絶好調だ。
今回の拡大のけん引役になったのは、スマートフォン向けアドネットワーク「NEND」を中心とするモバイル向けアフィリエイトサービスだ。前年同月比107.7%増の6億7700万円となった。スマートフォンの普及に伴い、引き続き高成長を持続している。モバイルの比率は、前年同月は30.9%だったが、当月は41.0%に上昇した。
また、「A8ネット」を展開するパソコン向けアフィリエイトサービスも引き続き好調だった。前年同月比36.4%増の8億8300万円だった。過去最高を記録した3月に引き続き月次売上高8億円を突破した。モバイルとPC双方が伸びている。このほか、自社媒体は同67.2%増の4100万円、他社広告販売その他は同15.4%減の4100万円だった。
なお、この数字については、あくまで監査法人の監査を受けていない速報値となるので注意してほしい。これまでの推移は以下のとおり。