世界最大手のスマートフォン向けリワード広告ネットワークを運営するTapjoy(タップジョイ)は、本日(5月16日)、韓国カカオと、カカオゲームのプラットフォーム上で広告を配信しゲームをマネタイズするためのツールを提供することで合意した、と発表した。
カカオ社は、全世界9000万人以上のユーザーを持ち、毎日、3000万人以上が利用する人気のモバイルメッセージアプリであるカカオトークを提供している。カカオゲームは、それらカカオトークのユーザー間で、リアルタイムでゲームのスコアを共有したり得点ランキングを争ったりすることができるプラットフォーム。
今回の提携で、タップジョイは、世界的に人気を博するゲームアプリに優良なコンテンツを配信する機会を得て、すでに3億4000万を超える現在の利用者をさらに増やすことが可能となる。
まず、カカオゲームの開発者に、広告・マネタイズツールを提供し、マネタイズを支援する。タップジョイネットワーク上での成功事例の中には、Free-to-playゲームとして大成功したMADFINGER Games社の「Dead Trigger」のように、タップジョイのマネタイズツールを使い、Androidでは収入を66%、iOSでは48%増やしたものもあるという。
■タップジョイ社長/CEO スティーブ・ワズワース氏のコメント
「カカオ社は、昨年、急激な成長を遂げ、カカオトークとカカオゲームは、業界内の先駆的なトレンドを作っており、カカオ社とそのパートナーである開発者の皆さんのお手伝いをすることを心待ちにしておりました。」
■カカオ社の広報担当
「世界規模の広告ネットワークであるタップジョイと提携し、私たちのゲーム開発者に新たな収入源を提供できることを嬉しく思っております。この提携により、ゲーム開発者が安定的な収入を得られる一方、ユーザーも、タップジョイのリワード広告でゲーム内のアイテムを獲得、これまで以上のゲーム体験ができるようになります。」
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会社情報
- 会社名
- Kakao(カカオ)