サイバーエージェント、2Qは営業益58%増の76億円で着地-Amebaと広告代理事業が好調

サイバーエージェント<4751>は、4月28日、第2四半期累計(2010年10月~2011年3月期)の連結業績を発表し、売上高594億円(前期比30%増)、営業利益76億円(同58%増)、経常利益74億円(同54%増)、四半期純利益37億円(同22%増)だった。     同社では、Ameba関連事業、メディア関連事業、インターネット広告代理事業がいずれも大幅な増益を達成したことが今回の増収増益に繋がったようだ。とりわけ、Ameba関連事業の会員数やPVの増加に伴い、広告や課金収入が好調に推移したほか、インターネット広告代理店事業でもネット広告市場の需要を取り込んだ、としている。   [事業セグメント別の状況] ■Ameba関連事業は、アメーバピグなどの課金や広告収入が拡大し、売上高89億円(前年同期比93.6%増)、営業利益26億円(同177%増)と大幅に伸びた。Amebaの2011年3月のPVは、前年同月比79.6億PV増の223.9億PVで、会員数は同640万人増の1475万人となった。 ■ソーシャルゲームやモバイルコンテンツを展開するメディア関連事業は、ソーシャルゲーム事業などの拡大で、売上高が185億円(前年同期比13.9%増)、営業利益18億3200万円(同85.2%増)だった。 ■インターネット広告代理事業は、顧客ニーズに沿った提案を行い、広告需要を着実に取り込んだとし、売上高322億円(前年同期比36%増)、営業利益20億円(同88.2%増)だった。 ■FX事業は、口座数や預かり資産は増加したものの、レバレッジ規制の影響を受け、売上高32億円(前年同期比10%減)、営業利益11億円(同42%減)だった。 ■投資事業は、保有株式の売却により、売上高1.87億円(前年同期比10.8%減)、営業損益0.1億円の赤字(前年同期2.4億円の赤字)だった。   [9月通期の見通し] 9月通期は、売上高1100億円(前期比13%増)、営業利益110億円(同17%増)、経常利益108億円(同17%増)、当期純利益60億円(同9%増)、1株当たり当期純利益9254円を見込む。従来予想からは変更なし。  
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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