創通、13年8月期の業績予想を上方修正…アニメ事業とソーシャルゲーム関連の好調で

創通<3711>は、本日(7月10日)、2013年8月期の連結業績予想を上方修正し、売上高205億円(前回予想200億円)、営業利益32億円(同30億円)、経常利益32億円(同30億円)、当期純利益18億2000万円(同16億5000万円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高2.5%増、営業利益6.7%増、経常利益6.7%増、当期純利益10.3%増となる。

 

 

 

同社では修正の理由について、テレビアニメのプロデュースと版権ビジネスを手がけるアニメ事業と、キャラクターグッズの販促・プロモーション事業が順調に推移したため、としている。とりわけ、「ガンダム」シリーズのソーシャルゲームについての広告・プロモーションがさらに予想を上回り推移し、その効果からソーシャルゲームの版権収入についても予想を上回る見通しとなったという。

 

■第3四半期の決算

第3四半期(2012年9月~13年5月期)の連結決算を発表し、売上高171億8800万円(前年同期比25.4%増)、営業利益28億9700万円(同21.7%増)、経常利益28億8200万円(同19.5%増)、四半期純利益16億4300万円(同25.4%増)だった。

 

 

 

セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)メディア事業は、売上高124億4300万円(同28.5%増)、営業利益9億4200万円(同12.0%増)だった。継続番組「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガード」「ジュエルペット ハッピネス」などのほか、「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」「はたらく魔王さま!」「這いよれ!ニャル子さんW」などの新作テレビアニメのプロデュースを実施。さらに、「ガンダム」シリーズのソーシャルゲーム・遊技機に係る広告収入、「スーパーロボット大戦OG」シリーズのゲームに係るプロモーション受託収入といったキャラクターグッズの広告・プロモーションが好調に推移した。

(2)ライツ事業は、売上高39億2700万円(同32.1%増)、営業利益19億2800万円(同26.3%増)だった。「ガンダム」シリーズについて、既存の商品カテゴリーが堅調に推移したことに加え、ソーシャルゲームが依然好調を維持し、さらに新しい商品カテゴリーとして遊技機や食品などが加わったことにより版権収入が前年同期に比べ増加した。

株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
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