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ケイブ<3760>は、この日(7月12日)、2013年5月期の決算を発表し、売上高22億8600万円(前期比15.1%減)、営業損益2億2200万円の赤字(前期1億4200万円の赤字)、経常損益1億9100万円の赤字(同1億4600万円の赤字)、当期純損益2億7200万円の赤字(同2億7400万円の赤字)となった。
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同社では、上半期にリリースしたオリジナルソーシャルゲームと、PC向け新規タイトルが不振であったことに加え、開発中のスマートフォン向けゲームアプリのリリースが次期にずれ込んだことにより、前期比で15%の減収となった。
利益面では、開発費用を抑制し収益基盤の強化を図っているものの、減収の影響や本店移転に伴う費用の増加、新規スマートフォン向けゲームアプリの開発費用が先行計上されたことなどの要因で営業赤字幅が拡大した。
また、PC向けオンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」における有効期限の過ぎたゲーム内専用通貨の消却に伴う前受金消却益32百万円を営業外収益として計上したため、経常赤字幅が縮小した。
さらに、不採算コンテンツの撤退及び開発の中止等に伴う減損損失5200万円、本店移転に伴う固定資産除却損2600万円を特別損失に計上したとのこと。
■2014年5月期の見通し
2014年5月期の見通しは非開示。スマートフォン向けゲームアプリについては市場の急拡大期であり、今後のリリースタイトルの収益貢献規模によって、全社業績が大きく左右されることから、現時点では信頼性の高い業績予想を算出することが困難であるため、としている。