サイバーエージェント、第3四半期は営業益53%減…大規模プロモーションなど先行投資で

サイバーエージェント<4751>は、本日(7月25日)、第3四半期(2012年10月~2013年6月期)の連結決算を発表し、売上高が1202億5400万円(前年同期比18.0%増)、営業利益68億1800万円(同53.2%減)、経常利益70億9000万円(同50.8%減)、四半期純利益96億8800万円(同40.2%増)となった。 スマートフォン向けコミュニティ&ゲーム「Ameba」の大規模なプロモーション展開を行うなど、先行投資を行ったことに伴い、大幅な営業減益となった。この点は、期初段階からアナウンスしていたことでもある。           セグメント別の状況は以下のとおり。 (1)Ameba関連事業は、売上高74億7400万円(同9.1%増)、営業損益74億7400万円の赤字(前年同期32億3400万円の黒字)となった。スマートフォン版「Ameba」の大規模なプロモーション展開や、前期までインターネット広告事業に属していたスマートフォンメディアの新規開発事業の統合などを行ったため、営業損失となった。 (2)SAP・その他メディア事業は、売上高456億7200万円(同38.6%増)、営業利益61億7600万円(同41.8%増)となった。SAP事業の積極展開などを行った。 (3)インターネット広告事業は、売上高582億4700万円(同14.2%増)、営業利益57億5200万円(同39.4%増)となった。スマートフォン広告の販売が順調に伸びた。 (4)投資育成事業は、売上高15億6000万円(同415.8%増)、営業利益6億7700万円(前年同期の利益計上(同1億1500万円の赤字)だった。保有株式の売却などを行った。 (5)FX事業は、 売上高29億1600万円、営業利益16億8600万円だった。サイバーエージェントFXの全株式を売却したことにより、2012年10月~2013年1月31日までの業績のみを取り込んでいる。     ■2013年9月期の見通し 2013年9月期は、売上高1700億円(前期比20.5%増)、営業利益100億円(同42.6%減)、経常利益100億円(同41.7%減)、当期純利益120億円(同40.8%増)を見込む。従来予想からは変更なし。  
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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