アドウェイズ<2489>は、本日(7月31日)、第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表し、売上高68億3900万円(前年同期比52.8%増)、営業利益3900万円(同19.9%減)、経常損益800万円の赤字(前年同期8400万円の黒字)、四半期純損益1800万円の赤字(同2000万円の黒字)だった。
同社では、「AppDriver」を中心とするスマートフォン向け広告が好調に推移したほか、PC向けアフィリエイト広告「JANet」などが好調に推移したものの、スマートフォン向けゲームアプリが不振だった。「カイブツクロニクル」や「小悪魔キャバ嬢らいふ」などに続くヒットタイトルが出ず、有力なゲーム会社との競争に押された模様。また海外事業については売り上げが伸びたものの、海外赴任社の増加など先行投資を行ったことが響き、営業赤字幅が拡大した。
セグメント別の損益は、広告事業が売上高59億8800万円(同62.5%増)、セグメント利益5億9100万円(同94.9%増)と大きく伸びた一方、アプリ・メディア事業が売上高4億9400万円(同0.8%減)、セグメント損益1億1500万円の赤字(同8100万円の黒字)、海外事業が売上高4億6800万円(同21.1%増)、セグメント損益1億0900万円の赤字(同5900万円の赤字)だった。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高285億円(前期比25.9%増)、営業利益4億5000万円(同8.8%増)、経常利益4億円(同6.9%増)、当期純利益2億4000万円(同21.1%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489