アクセルマーク、第2四半期は売上高12%減-携帯課金が減少もスマホ関連の売り上げは伸長

アクセルマーク<3624>は、本日(5月6日)、第2四半期累計(2010年10月~2011年3月期)の業績を発表し、売上高6億4400万円(前年同期比12.2%減)、営業利益2900万円(同10.2%減)、経常利益2700万円(同6.6%減)、四半期純利益2300万円(同264.0%増)だった。 売上高、営業利益、経常利益は、前年比でマイナスとなったが、同社では、既存の携帯電話向けサイトの課金数減少により、売り上げがマイナスとなったことに加え、スマートフォン向け売上高の増加による粗利益率の低下などがあったため、としている。四半期純利益が大幅に伸びているが、これは前期にあった特別損失が今期は計上されなかったため、とのこと。 このほか、同社が注力中のスマートフォン向けのアプリについては、電子書籍を中心に提供してきた。アプリ数は、2011年3月末現在で、112アプリとなり、2010年12月末の49アプリから大幅に伸びた。売り上げに占める割合は、第1四半期は5.6%の約1700万円、第2四半期は5.7%の約1890万円と伸びている模様。   ■9月通期の見通し 9月通期は、売上高12億円(前期比10.6%減)、営業利益2000万円(同45.1%減)、経常利益1300万円(同53.9%減)、当期純利益700万円(黒字転換)を見込む。 同社では、下期も引き続きスマートフォンを中心に事業を展開していくようだ。音楽や書籍、動画など他社から権利許諾を得たコンテンツを配信するストア型アプリ『ベスコレ』を提供するほか、「AXELシリーズ」として電子書籍やゲームなどのアプリを提供する。