Kiiは、本日(10月8日)、モバイル向けクラウドサービス「Kii Cloud」の機能を強化し、新たに「Unity」への対応を開始したことを明らかにした。
「Kii Cloud」は、モバイルアプリ開発者向けプラットフォーム。このサービスを利用することにより開発者はバックエンドシステムの開発や構築、運用、解析システムの導入といったことを気にすることなくアプリ開発に集中できる。
今回の対応により、ゲーム開発者は、Unity C# スクリプトにKii CloudのUser ManagementやData Managementの機能を簡単に組み込むことができ、バックエンドサーバーの知識がなくてもソーシャルゲームの開発が可能になるとのこと。
また、新たに追加されたプッシュ機能や外部サーバとの連携機能のほか、既存機能の拡充、開発コンソールの利便性も向上させた、としている。新機能の概要は以下のとおり。
■Kii Cloud 新機能
(1)●Unity開発プラットフォーム対応
・クラウドベースのユーザー&データマネージメント機能
・ユーザー利用状況の分析機能
・「Kii to China」パッケージによる中国マーケットへの配信
(2)Push Notification機能の追加
・分析結果との連携も可能な高度なプッシュ機能の提供
・AndroidおよびiOSプラットフォーム向けに提供
(3)データマネージメント機能の拡充
・GPSによる位置情報機能取得、およびストア
・取得した位置情報をデータマネージメントのKey Valueとして利用可能
・マルチポイント、クエリー機能等のリッチな位置情報関連機能の提供
(4)サーバエクステンション機能の追加
・サーバコードによるアプリ独自のプログラミング要求に対応
・他サーバとの連携が容易に可能
(5)コンソール機能の拡充
・データブラウザー機能(ユーザーデータのトラック、編集機能)
・コラボレーター機能(複数開発者による共同開発環境を提供)
■関連サイト
「Kii Cloud」