ミクシィ<2121>は、この日(10月9日)、SNS「mixi」内にある「mixiコミュニティ」の一部の情報を11月中旬よりインターネット検索の対象にすると発表した。
「mixiコミュニティ」は、2004年の「mixi」開始時より提供している、趣味や興味で人とつながるコミュニケーションサービス。「mixi」では現在、270万を超えるコミュニティが存在しており、共通の趣味を持つユーザー同士で情報交換やコミュニケーションを日々行っている。
現在、キーワードをインターネットで検索すると、商品のサイトやキーワードの意味などの情報が上位に表示されるが、ミクシィは、mixiコミュニティを検索の対象とすることで、キーワードに興味を持つ人同士をコミュニティでつなげていく、としている。
公開の範囲だが、すべて公開するわけではなく、非公開コミュニティを検索対象外とするほか、コミュニティの管理人が公開の有無や公開範囲を設定できるようにする。公開の範囲は、コミュニティ名、コミュニティの説明、コミュニティ画像、トピックタイトルなどとなっている。
同社では今回、コミュニティ管理人を対象にアンケート調査を行い、コミュニティ管理上の課題を持つ人の7割以上が「参加者が増えない」「投稿・閲覧数の伸び悩み」などの課題を抱えている一方、参加者からも共通の趣味の仲間やコミュニティを探したいという要望を多かった。こうした管理面、利用面双方の課題を解決できるよう、今回の変更を実施したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121