ガーラポケット、スマホ向け新サービスを開始…国内アプリの海外展開の支援や外国人向けアドネットワークなど

ガーラ<4777>は、本日(10月30日)、ガーラポケットが今後のスマートフォンアプリ事業の戦略の一環として、新規ビジネスを立ち上げると発表した。

ガーラポケットは、2012年4月にガーラの100%子会社として設立され、現在、スマートフォン向けアプリ「Supermagical」を提供している。「Supermagical」は、スペインのSuper Mega Teamが開発したiOS用のアクションパズルゲームで、RPG要素を含んだ完成度の高さから、App Storeの‘おすすめ’のトップページを1週間飾り、‘App Store Best of 2012’ではベスト・カジュアルゲームに選ばれるなど高く評価されている。今後、拡張バージョンの開発とAndroid向けの追加開発などを行う計画だ。

今回開始する新サービスの概要は以下のとおり。サービス提供時期については現在、調整中とのこと。

 

(1)国内ゲームアプリの海外展開サポート

2005年のオンラインゲーム事業展開から培ってきたオンラインゲームビジネスのノウハウやグローバルなネットワークを活かし、国内のゲームアプリを海外展開する際、翻訳からメディアへのプレスリリースや運営や課金決済業務をトータルで無料で受託し、必要に応じて広告の代理業務も実施する。

 

(2)外国人の”オタク”向けソーシャルアプリ

ガーラポケットが8月14日より提供しているコミュニケーションアプリ「Pleez」を活用し、投票機能を搭載した英語やその他各国の言語に対応をしたソーシャルアプリを開発し、外国人の”オタク”向けに提供する予定。

 

(3)外国人向けの日本ゲームアドネットワーク

今回、日本製のゲームアプリユーザーである外国人の“オタク”向けにゲーム専門のアドネットワークを展開する。日本製のゲームだけが参加するアドネットワークを構築することで、外国人の日本製のゲーム“オタク”は他の日本製のゲームを容易に見つけることが可能になり、海外に進出する国内のゲームアプリ開発会社は効率の良い広告媒体として利用できる。これに伴い、ファンコミュニケーションズ<2461>のサービスシステムを利用する。
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
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