KLabの新株予約権で注目されたOakキャピタル、第2四半期は株式売却進み営業益3.4億円、黒字転換!

KLab<3656>の新株予約権の引き受けなどで注目を集めたOakキャピタル<3113>は、11月7日、第2四半期(4~9月期)の連結決算を発表した。投資先企業の株式売却が進んだことでキャピタルゲインが伸び、営業利益が3億4000万円と黒字転換に成功した。

同社の発表した決算は、売上高19億9800万円(前年同期比91.8%増)、営業利益3億4000万円(前年同期1億2800万円の赤字)、経常利益3億3300万円(同1億3300万円の赤字)、四半期純利益2億9100万円(同1億4200万円の赤字)だった。


 


同社では、投資銀行業務で営業投資有価証券の売却を進め、総額17億5600万円の営業投資有価証券売上高を計上した。そして、前年同期比5倍にあたる7億2400万円のキャピタルゲイン(売上総利益)を計上したことが主な増益要因だった。

投資実行については、ソフトフロント<2321>や、KLab<3656>などに行った。上場株式38社、非上場会社1社、その他2社の合計41社に総額27億9500万円の投資を行った。前年同期の2社・総額2億1200万円から大きく伸びたことになる。