エイティング<3785>は、本日(5月10日)、第2四半期累計(2010年10月~2011年3月期)の連結業績を発表し、売上高11億2600万円(前年同期比5.2%増)、営業利益1億5400万円(同23.0%増)、経常利益1億5500万円(同23.8%増)、四半期純利益7500万円(同4.6%増)だった。
主力のゲームソフト開発事業がけん引役となったようだ。売上高が2.7%減の10億5800万円、営業利益が13.4%増の3億4600万円だった。PS3/XBOX360向け大型タイトルの開発が完了したほか、ニンテンドー3DS向けのタイトルについても開発を進めてきたとのこと。ゲームプラットフォームの多様化に対応したツールの制作・改良も行ったとしている。
モバイルコンテンツ事業は、携帯電話向けソーシャルゲームの開発に取り組んだものの、既存コンテンツが厳しい状況だったとのこと。売上高が11.6%増の6700万円、営業損失1000万円(前年同期1000万円の営業利益)だった。
また、ネットワークコンテンツ開発事業では、ソーシャルゲームのマーケティングとアップデートを行ったとのこと。オンラインゲームについては開発スケジュールを見直し、運営開始を当初計画に対して後ズレした結果、原価負担が減り、営業損失が減少したとのこと。売上高88万円、営業損失900万円。
2011年9月通期は、売上高20億1800万円(前期比24.2%増)、営業利益1億4300万円(同154.6%増)、経常利益1億4300万円(同107.8%増)、当期純利益6200万円(同113.4%増)を見込む。従来予想からは変更なし。